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一番喜んで貰えたギフト。それは杖…
2007年12月06日 (木) | 編集 |
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我が家は母が末っ子、父は真ん中より下。母の祖父は私が1歳半の時に、
祖母は5歳の時。父の祖父は戦後、出稼ぎに行ったまま行方不明。
だから父の祖母しか私は知らないのね。

私はたった一人の祖母とは、そんなに仲が良くなかったの。
私は内孫になるんだけど、やっぱり娘の孫の方が可愛いのかな?
可愛がってもらった記憶がないんだよね。嫁・姑戦争もあって、間に
入ってる私達はもぅ大変。
だから後にも先にも1度しかばぁちゃんにはプレゼントを贈った事が
ないんだぁ。

ばぁちゃんが倒れて介護施設に入ってから…贈ったんだけどね。
私のばぁちゃん、脳梗塞をやっててね身体は大丈夫だったんだけど
言語障害が残っちゃってね。見てて辛かったな。もっと仲良くしてれば
良かったぁって想いもあるんだよね。
で、介護施設に入ってからは足腰が弱くなっちゃってね、足なんて
成人男性の腕くらいしかなくてね。危ないからって、ない頭を使って
杖を敬老の日のギフトとして贈ったんだぁ。

これ1度きりだけ。ばぁちゃん凄く喜んでたっけ。お見舞いに行くとさ、
いつもプレゼントした杖で散歩してるんだよ。周りの人の話じゃ、
「孫からもらったんだよ」って何度も同じ事を繰り返し言ってたんだって。
そんな事を聞くと、泣けてきちゃうじゃんね。実際、隠れて泣いちゃった
けどさ…
父も母も、そんな ばぁちゃんの姿を見て陰で泣いてたっけ。。。
ばぁちゃんも私と同じように可愛がってあげれば良かったって想って
くれてたのかな?分からないけどね…

たった1人のばぁちゃんだったのにね。何で仲良くできなかったの
かな?今さら言っても遅いんだけどね。。。
後にも先にも、たった1回だけしか贈らなかった敬老の日のギフト
でも、あんなに喜んでもらえるとは正直 思ってなかったんだよね。

晩年はもぅ歩く事も出来なくてね、寝たきりだったんだよね。
でも杖だけは歩けないのにさ、いつもベッドの横に置いておいて
くれたんだよね。かすれた声でさ、私が病弱だから自分の心配を
すればいいのに私の身体の心配してさ…
ホントは根は優しいばぁちゃんだったんだよね。
でも女で1人で6人の子を育てた頑固な、ばぁちゃんだったから
仕方ないね。こればっかりは…

最後はさ、普通の病院へ転院したんだけど杖だけは自分で持つって
言って聞かなかったのよね。その杖のプレゼントは、ばぁちゃんに
とっては嬉しかったんだよね。きっと…そう思いたいな。
もっと私も素直になっていれば良かったなぁ。後悔は残ってるんだよ
ね。棺にはね、喜んで使ってくれていた杖もちゃんと入れてあげたよ。
天国では杖なんていらないほど元気にしてればいいけどな。

一番喜んでもらえて凄く心に残っているギフトは、ばぁちゃんに
贈った杖です。。。一生、忘れられないと思う…

ギフトの事は「wishlist」さん。

ギフト

ギフトに最適な品々を取り揃えています。-wishlist.co.jp
この記事はブログルポのギフト特集の依頼により執筆しました。

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2008/01/17(Thu) 16:04 |   |  #[ 編集]
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